急速に発展しつつある人工知能の基盤である人工ニューラルネットワーク研究が昨年のノーベル物理学賞に輝き、また量子コンピュータなどの量子技術を支える量子情報科学の研究が2022年のノーベル物理学賞を受賞するなど、情報学と物理学は互いに強く影響を与え合いながら発展し、その融合の中から、現在の、そして未来の情報学の中心となる多くの革新的アイデアが生まれ始めています。
第26回情報学シンポジウムでは「情報学と物理学の融合で拓く知のフロンティア」というテーマで、人工ニューラルネットワーク、量子情報、情報熱力学など、情報と物理の融合の第一線で活躍する研究者の方々にご講演をいただき、情報学の現在と未来について皆さんと考えたいと思います。
15:00-15:05 | 趣旨説明 | |
---|---|---|
青柳 富誌生 | 京都大学大学院情報学研究科 教授 | |
15:05-15:10 | 開会挨拶 | |
五十嵐 淳 | 京都大学大学院情報学研究科長 | |
15:10-16:00 | 情報熱力学:歴史から最前線まで | |
沙川 貴大 | 東京大学 大学院工学系研究科物理工学専攻 教授 | |
16:00-16:50 | 理論と観測をつなぐ物理学:格子QCDと量子計算の最前線 | |
伊藤 悦子 | 京都大学 基礎物理学研究所 准教授 | |
17:00-17:50 | 物理学、神経科学、機械学習の化学反応で探る脳の記憶 | |
深井 朋樹 | 沖縄科学技術大学院大学 神経情報・脳計算ユニット 教授 | |
17:50-18:10 | パネルディスカッション | |
司会:青柳 富誌生 | 京都大学大学院情報学研究科 教授 | |
18:10-18:15 | 閉会挨拶 | |
藤原 宏志 | 京都大学大学院情報学研究科 先端数理科学コース長 |
第26回京都大学情報学シンポジウム事務局
京大オリジナル株式会社
E-mail:kensyu[アットマーク]kyodai-original.co.jp
※京都大学から一部委託を受けて京大オリジナル株式会社が運営しております。